FAQコーナー よくあるご質問
-基礎編-
Q-01: 丸山ワクチンは誰がどのようにつくったのですか?
Q-02: 丸山ワクチンによる治療にはどのような特長があるのですか?
Q-03: どの程度ガンの治療に有効なのですか? いままでの治療の実績を教えてください?
Q-04: 丸山ワクチンがガンを小さくしたりなくしたりするのはなぜですか?
そもそもガンはどういう病気なのですか?
ガンの治療方法にはどのようなものがあるのですか?
丸山ワクチンの働きについて教えてください。
Q-05: 丸山ワクチンの成分を教えてください。
Q-06: 「A」「B」2種類の薬があると聞きましたが、どう違うのですか?
Q-07: どんな種類のガンにも有効なのですか?
Q-08: 副作用はないのですか?
Q-09: ガンの進行の程度によって使えたり使えなかったりするのですか?
Q-10: どのくらいの数の患者さんが利用しているのですか?
Q-11: 注射するのですか?飲み薬なのですか?
Q-12: どこの病院でも治療を受けられるのですか?
Q-13: 有償治験薬って何ですか?
Q-14: 健康保険薬として認可が下りていないそうですが、供給がうち切られる可能性もあるのでしょうか?



Q-01: 丸山ワクチンは誰がどのようにつくったのですか?
A-01:
丸山ワクチン(SSM=SpecificSubstanceMARUYAMA)は1944年、皮膚結核の治療薬として誕生しました。ワクチンの生みの親である故丸山千里博士(元日本医科大学教授・1901〜1992年)にちなんで後に丸山ワクチンと呼ばれるようになりました。皮膚結核に対して驚くべき効果をもたらしたこのワクチンは、ハンセン病の皮膚障害、発汗障害、神経障害にも効果を上げました。

皮膚結核やハンセン病の治療に打ち込むなかで、あるとき、この二つの病気にはガン患者が少ないという共通点が見つかりました。このようにして、ガンに対するワクチンの作用を調べる研究が始まりました。

1964年の暮れ、丸山は実際のガン治療にワクチンを用いることを決意し、知り合いの医師にワクチンを使ってみてくれるように依頼しました。そのうちに、あちこちの医師から「ガンの縮小がみられる」などの報告が届くようになります。なによりも驚いたのは、ワクチンを打った末期ガンの患者さんの中に、ガンと共存して何年も元気に暮らす人が現れるようになったことです。

「ワクチンを使えば、人がガンと共存できる道が開けるのではないか?」丸山は、体からガンを排除する従来の治療法ではなく、ガンを体内に宿したまま生きる方法もあると確信し、こうしてワクチン療法によるガン治療が始まりました。 
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Q-02: 丸山ワクチンによる治療にはどのような特長があるのですか?
A-02:
丸山ワクチンの四つの特長について述べておきましょう。

(1)副作用がほとんどない
(2)延命効果が見られる
(3)自覚症状の改善が図れる
(4)ガン腫の増殖が抑えられる

(1)副作用がほとんどない
丸山ワクチンには、直接ガン細胞を殺す作用がありません。つまり正常な細胞に対しても毒性を持たず、副作用の心配がほとんどありません。だからどのような段階のガンであっても、また、患者さんの体の衰弱が激しくても、長期にわたって安心して使うことができます。進行したガンの患者さんで、10年、20年とワクチンを続けておられる方も珍しくありません。患者さんにとっての最大の利点といえるでしょう。

(2)延命効果が見られる
現在、ワクチンを使う患者さんの中には末期ガンと呼ばれる段階の方が多くいらっしゃいます。これらの患者さんは、体が弱りきっていたりガンの転移が広範囲に及んでいたりして、手術療法や放射線療法などの治療法を選択できない人が相当数おられます。そうした条件から考えると、丸山ワクチンで3年、5年、10年と長期延命している方が多くいることは非常に大きな意味をもっています。

(3)自覚症状の改善が図れる
ガンが進行すると痛みや貧血など、患者さんにとって大変つらい自覚症状が現れますが、丸山ワクチンにはこうした苦痛をやわらげる作用があります。自覚症状がなくなることで、たとえ体内にガンが残っていたとしても、患者さんは通常の生活を送ることができるようになるのです。

(4)ガン腫の増殖が抑えられる
ワクチンを続けていくと、コラーゲン(細胞と細胞をつないでいる線維状のたんぱく質)が増殖しガン細胞を封じ込めます。ガン細胞が周囲の組織に侵入しようとしても、コラーゲンの線維が追いかけてがんじがらめに包囲します。この「封じ込め」作用が、ガンを縮小し、場合によっては完全に消し去ることもあります。
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Q-03: どの程度ガンの治療に有効なのですか? いままでの治療の実績を教えてください?
A-03:
丸山ワクチンがガン治療の現場で用いられるようになって40年近い年月が経過しました。1964年から2002年3月末日現在までに、ワクチンの治験は国公立の病院をはじめ全国の病・医院で実施され、丸山ワクチンの投与を受けた患者さんの総数は約35万6000人に上っています。

図は手術でガンを取りきれなかった患者さん237名を対象に、抗ガン剤のみの治療(Aグループ)と抗ガン剤と丸山ワクチンの併用治療(Bグループ)の2群に分けて生存率を調べたものです。治療を開始して50カ月の生存率は、ワクチンを併用したグループは、抗ガン剤のみのグループより23%高く、これはワクチンを併用すれば1000人あたり230人の割合で延命効果があることを意味しているのです。
胃ガン非治癒切除症例の生存曲線(Kaplan-Meier法)-解析II-
胃ガン非治癒切除症例の生存曲線
「基礎と臨床」Vol.17 No1 Jan '83より
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Q-04: 丸山ワクチンがガンを小さくしたりなくしたりするのはなぜですか?
そもそもガンはどういう病気なのですか?
ガンの治療方法にはどのようなものがあるのですか?
丸山ワクチンの働きについて教えてください。
A-04:
そもそもガンはどういう病気なのですか?
人体はおよそ60兆個の細胞が集まってできています。ガンは、この膨大な数の正常細胞のうちのたった一つの細胞が、ガン細胞に変化するところから始まります。正常細胞がガン細胞に変わると、次のような特徴を持ちます。

<無限に増殖する>
ガン細胞は宿主(患者さん)から栄養をとれるだけとって、ひたすらふえ続けようとします。
<浸潤する>
ガン細胞はたんぱく質を破壊する酵素を出し、周囲の組織や臓器の壁を食い破って体の奥深くへ侵入し広がっていきます。

<転移する>
ガン細胞は群をなすまでに成長すると、血液やリンパ液に乗って体の別の場所へ移動し、移動した先々の組織や臓器を破壊していきます。

こうした性質はガンが成長するに従って現れてきます。ガンはその成長過程に即して、「早期ガン」「進行ガン」「末期ガン」に分けることができます。早期ガンのなかでもごく初期のものは「初期ガン」、また、現在はガンではないけれどもほうっておけば将来ガンになる可能性があるものを「前ガン病変」と呼びます。

早期ガンとは、ガン細胞はあるけれどもまだ浸潤や転移は起こっていない状態です。したがって、手術でガンを確実に取り去ることができ、完治も期待できます。

治療が難しくなるのは、浸潤、転移が起こる進行期以降です。この時期では、ガンが体のあちこちに転移していることが多く、手術によって完全にガン病巣を取り除くことが非常に困難となります。また、ガン細胞が広がるにつれて、臓器や組織の正常な働きが侵され、患者さんの全身状態も悪くなるという問題も生じます。

このようにガンは進行するにしたがって性質が変わっていくので、治療の取り組み方も初期、早期と進行期以降ではおのずと異なってきます。

ガンの治療方法にはどのようなものがあるのですか?
ガン治療の三大療法といわれているのが「手術療法」「放射線療法」「化学療法」です。丸山ワクチンを用いる治療法は免疫療法に属します。

三大療法はいずれもガン細胞を徹底的に攻撃し破壊するという点に主眼がおかれています。医師はガンの種類、進行度、患者さんの体の状態に応じて、これらの治療法の中のいくつかを組み合わせて治療を行います。早期ガンであれば、ガン細胞の数が少ないうえに発生した場所も限られているため、病巣をねらい撃ちするこれらの局所療法は大いに効果を発揮しますが、ある程度副作用が伴い、また、ガンの進行期以降には効力を発揮しきれないという限界もあります。

<手術療法>
ガンを排除するという点で、病巣が限局している早期には最も理にかなった治療法で、完治する例も数多くみられます。ガンが進行し、肉眼で見ることのできない小さなガンが散らばっている場合、手術で完全に取り除くことは難しくなります。

<放射線療法>
技術は格段に進歩し、高い治療効果を上げています。被曝線量は以前に比べかなりコントロールできるようになっていますが、他の治療法と同様、ある程度の副作用(白血球の減少、吐き気、食欲不振、手足のむくみやしびれ、皮膚のかゆみやただれ)が見られることがあります。

<化学療法>
薬(いわゆる抗ガン剤)でガンを破壊する治療法です。ただし、一般に抗ガン剤は副作用の強いものが多く、腫瘍を小さくできる反面、嘔吐、発熱、全身倦怠、白血球減少などの副作用で患者さんの体が衰弱してしまうことも珍しくありません。ガンが末期まで進行し、患者さんの体力も弱っている場合、抗ガン剤の使用は患者さんが受ける副作用の影響を考え、全身状態に及ぼす得失を慎重に検討することが大切です。

丸山ワクチンの働きについて教えてください。
人体には侵入してくる細菌やウィルス、ガン細胞など、体に不利益をもたらすものを処理しようとする防衛能力が備わっています。この防衛システムを免疫といいます。しかし、ガン細胞はリンパ球が「敵」と見破るためのきわだった抗原を持たず、監視網をくぐりぬけて増殖します。

丸山ワクチンは免疫の働きを強化することによって、間接的にガンの増殖、浸潤、転移を阻みます。すなわち、リンパ球やマクロファージ(生体内の異物をたべてしまう細胞)ナチュラルキラー細胞(直接ガン細胞を殺す)などが活性化し、様々なサイトカイン(生理活性物質、例えばインターフェロン)が誘導されることによってガンにとって環境が悪化し、ガンは自滅していくわけです。

もう一つ大きな作用としては、コラーゲン(体内の組織を組織の間を埋める結合組織)の増殖作用があります。ワクチンの注射によって、多量のコラーゲンがガン細胞の周囲に作られ、ガンを封じ込めてしまいます。同時に、ガンの栄養補給路もコラーゲンが遮断してしまい、ガンの増殖、転移を阻止します。  
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Q-05: 丸山ワクチンの成分を教えてください。
A-05:
主成分は、結核菌から抽出したアラビノマンナンという多糖体(炭水化物の一種)です。
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Q-06: 「A」「B」2種類の薬があると聞きましたが、どう違うのですか?
A-06:
丸山ワクチンは無色透明の注射液剤で、AとBの二種類があります。Bの濃度はAの10分の1になっています。通常は濃いものと薄いものを交互に皮下注射します。ただし、患者さんの病状によっては、AのみまたはBのみの処方が適していることもあるので、そうした場合は処方をA・AまたはB・Bに変更する場合もあり得ます。

ちなみに、白血球減少治療剤として認可されているアンサー20はAの10倍濃度です。  
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Q-07: どんな種類のガンにも有効なのですか?
A-07:
免疫療法であるので、ガンの部位・種類を問わず対象になりうる。

SSM使用ガン患者数
(1979年から2000年まで)
3〜5年
単位:人
5年〜
単位:人
小 計
単位:人
総使用者数
単位:人
長期使用者比率
単位:%
胃ガン 2,138 3,124 5,262 63,464
8.29
肺ガン 803 801 1,604 36,069
4.45
大腸・直腸ガン 1,187 1,629 2,816 28,834
9.77
乳ガン 1,247 2,022 3,269 14,347
22.79
子宮ガン 599 1,011 1,610 8,697
18.51
食道ガン 166 177 343 5,836
5.88
胆道ガン 115 118 233 7,575
3.08
卵巣ガン 363 433 796 6,543
12.17
肉腫 97 135 232 2,139
10.85
膵ガン 143 183 326 12,447
2.62
上顎ガン 88 137 225 1,332
16.89
咽頭・喉頭ガン 215 317 532 3,182
16.72
肝ガン 423 339 762 15,980
4.77
膀胱ガン 185 323 508 2,885
17.61
脳腫瘍 121 208 329 2,246
14.65
皮膚ガン 34 58 92 489
18.81
精上皮腫 38 62 100 360
27.78
悪性リンパ腫 112 193 305 2,473
12.33
舌ガン 79 158 237 1,391
17.04
縦隔腫瘍 30 44 74 688
10.76
悪性黒色腫 35 58 93 574
16.2
脊椎腫瘍 9 19 28 197
14.21
多発性骨髄腫 39 33 72 512
14.06
尿管ガン 23 50 73 545
13.39
前立腺ガン 169 198 367 2,274
16.14
混合腫瘍 5 16 21 61
34.53
甲状腺ガン 122 220 342 1,235
27.69
耳下腺ガン 20 33 53 373
14.2
腎ガン 155 174 329 2,799
11.75
白血病 26 33 59 667
8.85
その他 802 1,479 2,281 17,412
13.1
総計 9,588 13,785 23,373 243,626
9.59

ガンの部位別のSSMの使用期間
(1979年4月から1994年5月まで)

ガンの部位別の丸山ワクチンの使用期間-グラフ
円グラフ1〜4からもわかるように、ワクチンを使う患者さんの約9割は病気が末期ガンと呼ばれる段階(ステージIII、IV期)まで進んでいる。身体が衰弱していたり、ガンの転移が広範囲に及んでいたりする条件を考えると、3年以上、5年以上の長期使用者の比率はかなり高い数値と考えられる。
※ステージとはガンの進行段階のことで、数字が大きくなるほど病気が進行していることを示す。
※ワクチン使用者のうち3割は1クール(約40日)内で終了しているというデータもある。表は単純集計のため、「3年未満」の中には、回復によりワクチンを終了した人や途中で追跡調査ができなくなった人が含まれる。
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Q-08: 副作用はないのですか?
A-08:
ほとんど無いといってよいでしょう。ごくまれに微熱が出る方もいるようですが、問題となるようなことはほとんどありません。
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Q-09: ガンの進行の程度によって使えたり使えなかったりするのですか?
A-09:
早期から末期まで、どの段階でも使用可能ですが、時期や大きさによって適切な治療法を選択します。

ガンを自然に任せて治すのであれば、丸山ワクチンは非常に適しています。しかし、いかに優れていても、丸山ワクチン一辺倒がよいわけではありません。ガンの治療に必要なことは、ガンの時期や大きさによって最も適切な治療法を選択することです。よりよい治療とは、選択肢の幅を広く持ちながら、それを患者さんの身になって選択するということにほかなりません。

丸山ワクチンの優れた点は、

・副作用がほとんどない
・延命的な効果があること
・ガン特有の苦痛をやわらげる効果があること
・ガンの活動を鎮める効果

などで、他の治療法が適用できなくなって以降も有効な場合が多く見られます。
ガンの部位別の丸山ワクチンの使用期間-グラフ
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Q-10: どのくらいの数の患者さんが利用しているのですか?
A-10:
丸山ワクチンがガン治療の現場で用いられるようになって40年近い年月が経過しました。1964年から2002年3月末日現在までに、ワクチンの治験は国公立の病院をはじめ全国の病・医院で実施され、丸山ワクチンの投与を受けた患者さんの総数は約35万6000人に上っています。
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Q-11: 注射するのですか?飲み薬なのですか?
A-11:
皮下注射です。点滴・内服(飲み薬)などはありません。
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Q-12: どこの病院でも治療を受けられるのですか?
A-12:
医師の承諾書が書いてもらえれば(主治医あるいは担当医が丸山ワクチンの注射を引き受けてくれれば)、どこの病院、医院でも治療は受けられます。
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Q-13: 有償治験薬って何ですか?
A-13:
治験とは、開発された新薬を厚生省が認可するのに十分な要件((1) 有効性があるか (2) 副作用はないか)を備えているかどうかを、一定の条件に適合した実際の患者さんに使ってテストすることです。いわば実験ですから、治験薬は本来無料になります。しかし丸山ワクチンは、限定された治験ではなくガン患者さん一般が使うことができますので、1981年厚生省は、特別に実費を患者さんに負担して協力していただく治験薬=有償治験薬ということを認めました。
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Q-14: 健康保険薬として認可が下りていないそうですが、供給がうち切られる可能性もあるのでしょうか?
A-14:
丸山ワクチンの濃厚液である「アンサー20」は放射線療法による白血球減少抑制剤として認可され、健康保険が適用されています。丸山ワクチンのSSM-AとSSM-Bについては1998年3月、厚生省(当時)は夜紆余を続けている患者が多数いることを重視し、期限を定めないで丸山ワクチンの治療を延期しました。このことにより、引き続き安定供給が図られるものと思われます。
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丸山ワクチン
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